アヤメ(菖蒲、文目、綾目)・ジャーマンアイリス・シャガアヤメ
アヤメ(緑道中央) ジャーマンアイリス(緑道西側) シャガアヤメ(グランドメゾン)
アヤメ科アヤメ属の多年草。
アヤメは多くが山野の草地に自生し、他のアヤメ属の種であるノハナショウブやカキツバタのように湿地に生えることは稀。マンションでは「緑道」に植えられている。
葉は直立し高さ40~60cm程度。5月ごろに径8cmほどの紺色の花を1-3個付ける。外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様があるのが特徴で、本種の和名のもとになる。花茎は分岐しない。北海道から九州まで分布する。
古くは「はなあやめ」と呼ばれた。 アヤメ類の総称として、厳密なアヤメ以外の種別にあたる、ハナショウブやカキツバタを、アヤメと呼称する習慣が一般的に広まっている(施設名、創作物など)。
■見分け方
アヤメ (花の色) 紫、まれに白
(葉) 主脈不明瞭
(適地) 乾いた所
(開花期) 5月上旬~中旬
カキツバタ (花の色) 青紫のほか紫、
白、紋など
(葉) 主脈細小
(適地) 水中や湿った所
(開花期) 5月中旬~下旬
ハナショウブ (花の色) 紅紫、紫、
絞、覆輪など
(葉) 主脈太い
(適地) 湿った所
(開花期) 6月上旬~下旬
なお、「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句がある。どれも素晴らしく優劣は付け難いという意味であるが、見分けがつきがたいという意味にも用いられる。
アルカスには緑道公園付近にジャーマンアイリスが、中央付近にはアヤメがあり、グランドメゾンにはシャガアヤメがあり、4月~5月には私たちの目を楽しませてくれます。
※あやめ について詳しくは Wikipedia にて。
ムラサキツユクサ(園芸種 アンダーソニアナ)
アンダーソニアナ
ツユクサ科 トラデスカンチア属
北アメリカ~熱帯アメリカ原産で6月~10月頃開花する多年草。
開花期:6月~10月
アンダーソニアナはムラサキツユクサとオオムラサキツユクサを掛け合わせた園芸品種で耐寒性があり一般的に広く栽培されている。
緑道にある品種はこの品種とおもわれる。
日本に自生するツユクサ(コンメリナ属)とは属の違う別の植物です。
開花期は初夏~秋で、天気の良い日花は半日でしぼんでしまうので、天気のよい暑い日は半日でしぼんでしまうので朝が見時です。
※詳しくは Wikipedia にて。
トキワツユクサ(常磐露草)
トキワツユクサ(常磐露草)
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。
別名、ノハカタカラクサ。
南アメリカ原産。日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれ、帰化植物として野生化しており、外来生物法により要注意外来生物に指定されている。
北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアにも定着している。
特徴は、やや湿っている日陰や水辺に生え、群落を形成する。草丈は50cmほど。初夏に白い花弁の三角形の花を咲かせる。
茎が折れやすく、除草で折れ残った茎から根を張り、根絶が難しい。アルカスマンションでは緑道北側フェンス内に群生していて、緑道内に侵入し着根し増殖するので目の離せない植物である。
※詳しくは Wikipedia にて。
ツユクサ(露草)
ツユクサ(露草)
ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。畑の隅や道端で見かけることの多い雑草である
朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。
ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれており、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。「つきくさ」は月草とも着草とも表され、元々は花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたものと言われているが、『万葉集』などの和歌集では「月草」の表記が多い。この他、その特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名がある。
高さは15~50cmで直立することはなく、茎は地面を這う
6 - 9月にかけて1.5 - 2cmほどの青い花をつける。花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的で青く大きいが、下部の1枚は白くて小さく目立たない[3]。雌しべが1本、雄しべが6本で成り立っている。アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまう。
アルカスに限らず夏にはどこでも見られる。
※詳しくは Wikipedia にて。
ハルジオン(春紫苑)・ヒメジオン(姫紫苑)
ハルジオン(春紫菀)
キク科ムカシヨモギ属の植物。
北アメリカ原産で、日本では帰化植物となっている。開花期は4~6月
「春紫菀」とは「春に咲く、キク科のシオン(紫菀)」という意味で、ヒメジョオンと共に、道端でよく見かける。一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言われている。花言葉は「追想の愛」。
ハルジオン:背は低く、花は大きくて少なく、根本に葉がある。また、ハルジオンの蕾は下を向いて項垂れていおり、茎には真ん中に空洞がある。葉は茎を抱くように付く。
花弁の白い部分がやや紫がかる個体が見られることもあるが、これは清浄な空気の中で育った時にできるものである。
日本では1920年代に観賞用として持ち込まれ、1980年代には除草剤に耐性のある個体が出現し、関東地方を中心に全国へ分布が拡大した。
農作物や牧草の生育を妨害するため、厄介な雑草として扱われている。さらに、在来の植物と競合し駆逐する恐れがある。
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律により要注意外来生物に指定されている。また、日本生態学会では本種を日本の侵略的外来種ワースト100に選定している。
アルカスでは集会室周辺や緑道だけでなく全敷地内に多数みられる。放っておくと綿毛が飛散するので発見次第駆除してはいるが、地域全体で一斉に対応しないと根絶は出来ない、
※詳しくは Wikipedia にて。
ヒメジョオン:背が高く、花は小さくて数が多く、根本がすっきりしている。茎には空洞がない。葉は茎を抱かない。
開花期は6~10月
ヒメジョオンとの見分け方
ハルジオンとヒメジョオンは、花がよく似ていて混同してしまうことがある。ヒメジオンの蕾はうなだれないでしっかり上を向いて立っている。
ペラペラヨメナ(ペラペラ嫁菜)
ペラペラヨメナ:(ぺらぺら嫁菜)は、キク科・ムカシヨモギ属の植物の一種。別名「ペラペラヒメジョオン」、「メキシコヒナギク」、「ゲンペイコギク(源平小菊)」、「ムキュウギク(無休菊)」とも言う。
葉が薄く、ヨメナのような花を付けることから命名された。
中央アメリカが原産地である。
アフリカ、ヨーロッパ、アジアに移入分布する。日本では1949年に京都大学の標本庫の壁で初めて確認され、 つづいて1952年に金沢市で採集された。当初はニュージーランド原産のVittadinia trilobaとされていたが、1979年に学名が修正された。現在では本州(関東地方以南)・四国・九州に帰化している。
多年草で、草丈は20-40cm。頭状花が咲くが、花びらの色は白色から淡紅色に変色する。地表に近い葉は3-5裂し、柄がある。茎は根元で分岐するが仲間のヒメジョオンやハルジオンよりも細く、匍匐することが多い。果実は痩果で、白い毛が付いている。
石垣の間などに生える。
日本では、「源平小菊」(花が白から赤に変色することから)、「エリゲロン」の名で市販されている。
近隣では9月頃ヤオコー東側のつつじの藪から白い花が顔を出している。匍匐性があるのでツル状になって見える。
※詳しくは Wikipedia にて。