犬ガラシ・道端ガラシ・鬼アザミ・ギシギシ・スイバ


1

イヌガラシ(犬芥子

イヌガラシ ポンプ室前

イヌガラシ(犬芥子)

 

 アブラナ科イヌガラシ属の多年草。水田の畔などのやや湿った場所に生える雑草である。

  草丈は20~50cm。生育期間は10~7月で、空地、庭、水田、路傍に生育する。 葉は長楕円形でギザギザがあり、茎は暗緑色に赤みを帯びる。

 花は根本から株立ちとなり、4~6月に黄色4弁の十字状花を総状につける。稀に秋に咲くことがある。果実は長さ約2cmの長角果で、弓状に曲がる。

 アルカスマンションでは公園入り口近くのポンプ室前付近と公園内に見られるが他ではあまり見かけない。

 

   ※詳しくは Wikipedia にて。

 


2

ミチバタガラシ(道端芥子

ミチバタガラシ 西棟北

ミチバタガラシ(道端芥子)

 

 アブラナ科、 イヌガラシ属の多年草。

 花期は春~夏 5月~8月で、茎先の房状花序に花弁のない薄黄緑色の花をつける。 

 高さは10~50センチで、茎ははうか斜上し、分枝して放射状に枝を広げる。

 イヌガラシより小さい。 

 根生葉は束生し、茎葉は互生する。 葉はにぶい鋸歯があり、基部には大根葉のような切れこみの あるものもある。 

 

 果実は長さ3センチぐらいのまっすぐな棒状で、湾曲しない。 

 イヌガラシとの相違点は、 イヌガラシは花弁が黄色で果実は上に湾曲するのに対し、 ミチバタガラシは花弁がなく、果実はまっすぐである。

 あまり目立つ植物でないので目につきにくいが、アルカスに西棟北側の一角にある。イヌガラシはポンプ室前や隣の公園にある。


3

オニアザミ(鬼薊)

オニアザミ ヤオコー横

 オニアザミ(鬼薊)

 

 キク科アザミ属の多年草。 

 茎の高さは1m程であり、葉は深く裂け、縁にあるとげは鋭い。

 花期は6-9月で、下向きに数個の花をつける。花(頭状花序)は筒状花のみで構成されており、花の色は紫色である。

総苞(つぼみを包んでいた葉のこと)は粘る。花期にも根生葉は残っている。

 アザミ属は、分布域が比較的広いものと極端に狭い地域固有種がある。オニアザミの分布域は比較的広く、北陸から東北にかけての日本海側の山地の草原に見られる。

 アルカスマンションでもときおり観られるが、棘が鋭いので直ぐ除去する。近隣ではヤオコーのイチョウ道理沿いによく生えている。 

 

               ※詳しくは Wikipedia にて。


4

ギシギシ(羊蹄

ギシギシ 緑道

 ギシギシ(羊蹄)

 

 タデ科の多年草。やや湿った道ばたや水辺、湿地、田のあぜなどに生え、日本全国に分布する。生薬名は、羊蹄(ヨウテイ)。 

 高さは、40-100cmになる。根もとに生える葉は、長さ10-25cmの長楕円形で長い柄があり、基部がハート形になるが、上部の葉は柄が無く幅も狭くなる。

 葉の縁は大きく波打つ。

 茎の上部で分枝し多数の花序を出す。緑色で小さい花を輪生させる。

 花期は、6-8月。

 京都の方言に由来するという説もあるが、詳細は不明。 茎をすり合わせるとギシギシという音を出すことからこの名があるとも。

 若芽は食用になり、根は薬用にする。 根は「しのね」といい緩下剤とする。 民間薬としては、根をすりつぶして皮膚病に用いられた。

 アルカスマンションでは緑道中央や集会室西側などに観られるが、「ギシギシ」・「ナカバギシギシ」・「アレチギシギシ」は見分けが難しいので。千葉県立中央図書館の3種の資料画像を載せてみたので参考にしてみてください。

  

            ※詳しくは Wikipedia にて。


5

スイバ(酸葉

スイバ(蓚、酸い葉、学名:Rumex acetosa)はタデ科の多年草。道端などに生えて、草丈は60センチメートル前後で、高いもので1メートルになる。茎葉はところどころで赤みを帯び、下部は矢じり形の根から生える葉がつき、上部は茎を抱くかたちの葉がつく。初夏から夏にかけて、赤みを帯びた淡緑の花を花穂になってつける。薬用にもできる食草で、ヨーロッパではソレルともよばれる野菜。食べると酸っぱい味がするので日本地方名でスカンポともよばれるが、同別名をもつイタドリとは別の植物である。

 

和名スイバの由来は、茎や葉を口に入れて噛むと酸っぱいことから「酸(す)い葉」の意で名付けられた[1][2]。ギシギシという地方名もあるが、ギシギシという標準和名を持つ植物は同じスイバ属(ルメックス属)の別種にもある。このほかにも地方によって、茎をポンと折って食べると酸っぱいことからスカンポ[1][3]やスカンボ[4]、スイッパ[1][2]、スイコ[2]、ショッパグサ[2]、ネコノショッカラ(猫の塩辛)[2]、スイスイグサ[2]など、さまざまな別名でも呼ばれることもあり、その方言名の数は200を越えるといわれている[2]。ただし、スカンポはイタドリの方言名としても用いられることが多い[5]。

 

ヨーロッパ、特にフランスでは、英名 common sorrel からソレルとも呼ばれ、野菜として食べられる[4][6]。学名からルメクスとよばれる園芸品種も出回っている[7]。

 

    ※詳しくは Wikipedia にて。