紫 蘭・ギボウシ・カモミール・アンソニー


シラン(紫蘭)

シラン(紫蘭)

 ラン科シラン属の宿根草。地生ランで、日向の草原などに自生する。

 花期は4月から5月。花は紫紅色で、30から50cm程度の花茎の先に数個つく。花弁は細長く、あまり開ききらないような感じに咲く。

 日本、台湾、中国原産。野生のものは準絶滅危惧種。 


 ラン科植物には珍しく、日向の畑土でも栽培可能なので、観賞用として庭に植えられる。極めて丈夫な植物で、半日陰から日向まで適応し、乾燥にも過湿にもよく耐え、栽培しやすい。

 マンションでは「緑道」に植えられている。

 

 ※詳しくは Wikipedia にて。


ギボウシ(擬宝珠

 ギボウシ(擬宝珠)は、キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属の総称である。

 山間の湿地などに自生する多年草。食用となり、花が美しく、日陰でもよく育つため、栽培される。

 ギボウシ」は擬宝珠(ぎぼうしゅ)の転訛であるが、これはこの植物のつぼみ、または包葉に包まれた若い花序が擬宝珠に似ることに由来する。ギンボ(青森県)、タキナ(高知県)などの地方名がある。英語名 plantain lily は「オオバコユリ」という意味であるが、これはギボウシの葉がオオバコに似ているためである。

 葉は幅広く根元から出る。

 夏に総状花序に青色(白色の品種もある)の細長い花をつけ、マルハナバチなど大型のハナバチの訪花によって受粉される。

 果実は朔果で3裂するが、栽培品種には結実しないものもある。

 

 日本にはオオバギボウシなど20種ほどが野生し、いずれも東北地方から中部地方の一部でウルイと呼び、西日本でもギボウシ、タキナなどの名で山菜として若芽、若葉などが利用される。ただし、若葉が毒草のバイケイソウに似ており、誤食事故が多いので注意を要する。

 スジギボウシ(Hosta undulata)やその他雑種などが栽培される。栽培品の主な産地は山形県で、薄い黄緑色の若芽を出荷し、サラダ、浅漬け、油炒め、味噌和え、酢味噌和え、味噌汁、混ぜご飯、巻き寿司などに利用する。食味に癖はなく、噛むと少しぬめりがある。

 

 江戸時代の日本で変異個体が多数園芸品種として固定され、さらにこれがシーボルトらによってヨーロッパに紹介されてヨーロッパでも多くの品種が育成された。

 花言葉は「落ち着き」「沈静」「静かな人」。

 

       ※詳しくは Wikipedia にて。


カモミール

カモミール 緑道西

カモミール

キク科の1種の耐寒性一年草。和名はカミツレ(加密列)

 他にカモミールとも呼ばれる植物があるため、区別のためにジャーマン・カモミールとも呼ばれている。

 ヨーロッパではハーブとして、どちらも同じように使われてきた。

 カモミールの語源は「大地のリンゴ」という意味のギリシア語名のカマイメーロンで、これは花にリンゴの果実に似た香りがあるためである。

安全で効果的なハーブとして、古くからヨーロッパ、アラビアで利用され、また健胃・発汗・消炎作用があるとして、婦人病の薬草としても用いられていたようである。

 現在は主に安眠・リラックス作用を目当てに、乾燥花にお湯を注ぎハーブティーとして飲むことが多いようですが、キク科アレルギーを持つ人には用いないよう注意が必要である

 アルカスマンションでは2~3年前までは見かけなかったのですが、最近「緑道」入口付近に生えるようになりました。

 

 ※詳しくは Wikipedia にて。 


アンソニーパーカーセージ

アンソニーパーカーセイジ 緑道西

アンソニーパーカーセージ

 

 

 シソ科サルビア属の 多年草。

原産地 は北アメリカ~南アメリカ。

花の色は紫。観賞用の園芸品種。

 メキシカンブッシュセージとパイナップルセージを掛け合わせた丈夫な品種。

花の形はパイナップルセージに似ているが、メキシカンブッシュセージの花のようにビロードのような細かい毛が特徴で、花色もメキシカンブッシュセージのような紫色

 葉の形はパイナップルセージに似ている。

 草丈は 150~180cm 。開花は6月下旬~10月上旬

 半耐寒性(~-5度)

 花期や花後に根元から剪定しコンパクトにしても、地際から新しい芽を吹き上げてきて大株に育つ。

 アルカスマンションの緑道右手にある。花はムラサキサルビアに似ているが葉に触ると強い香りがし、草丈も高いことからアンソニーパーカーセージという栽培品種ではないかと推測している。

 繁殖力は強く、地下茎が地中を這いどんどん広がっていくので、制御管理に注意が必要