ヒメヒオウギズイセン・ヒメヒオウギ


クロコスミア(和名:モントブレチア・ヒメヒオウギズイセン

クロコスミア

 

学名:Crocosmia 

和名:ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)

  その他の名前:モントブレチア、トリトニア

科名 / 属名:アヤメ科 / クロコスミア属

 クロコスミアは、モントブレチアやヒメヒオウギズイセンの名前で 古くから栽培され、親しまれている花です。細長い剣状の葉が群生し、夏に色鮮やかな花が穂になって咲きます。性質が強く、よくふえるので、野生化したものが各地で見られます。

 クロコスミア属には7種があり、地下には球根(球茎)があり、地下茎を伸ばして、その先端に新しい球根が毎年1個ずつできてふえていきます。これが3~4年分くらい枯れずに残るので、団子が連なっているように見えます。冬は休眠する春植え球根ですが、植えっぱなしでほとんど手がかかりません。丈夫な宿根草として扱われ、緑化材料としても利用されています。

 多年草で原産地は南アフリカ。草丈は40~150cm、開花期は6月~8月で赤,オレンジ,黄,複色の花を咲かせる。寒さには弱く暑さには強い。落葉性で初心者でも育てやすい。 

 アルカスでは緑道中央付近に生えている。

 

※詳しくは NHK趣味の園芸 にて

 

ヒメヒオウギ

 

  ヒメヒオウギは「姫檜扇」と書き、ヒオウギを小型にしたような可憐な姿が魅力です(ただし、ヒオウギとは属が異なります)。ヒメヒオウギは半耐寒性の秋植え球根で、夏は休眠します。日本へは大正期に入り、観賞用に栽培されてきました。暖地では、こぼれダネで自然にふえるほど丈夫です。

 茎葉は細く、草姿が小さいわりには比較的大きな花が咲きます。花径は2.5cmくらい、1輪の花は3~4日開いています。成長も早く、秋にタネをまくと翌春には開花するほどで、鉢植えとして3号鉢くらいのものが多く出回ります。小鉢でも十分育てられますが、5~6号鉢で2~3年つくり込んで大株に仕立てると、花数がふえて豪華になります。

 かつてはラペイロウジア属(Lapeirousia)、あるいはアノマテカ属(Anomatheca)に分類されていましたが、現在はフリージア属(Freesia)になっています

 球根で多年草。原産地は南アフリカ。草丈は10~30cmで開花期は4月~5月。花はオレンジ,ピンク,白,複色,(紫,緑)などがある。半耐寒性で耐暑性もある。落葉性で初心者でも育てやすく,主に鉢植え(小鉢でも育てられる)で育てられることが多い。

 アルカスの敷地内では見かけない。

 

※詳しくは NHK趣味の園芸 にて