ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)
アカバナ科マツヨイグサ属の多年生植物。観賞用として栽培されている。
草丈は30-60cmくらい。葉は披針形で互生する。5-7月頃に、4-5cmくらいの大きさの、白または薄いピンク色の花を付ける。
花弁の数は4枚で、8本の雄蕊と、先端が十字型をした雌蕊がある。
北米原産の帰化植物であり、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している。
名称の由来は、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花していることによる。
アルカスマンション敷地ではめったに見られないが、今年(2017.5.11)は、近隣のヤオコー横やケーキ屋前のイチョウ通り脇で見かけた。
※詳しくは Wikipedia にて。
ユウゲショウ(夕化粧)
ユウゲショウ(夕化粧)
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。
和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花した花を見られる。
原産地は南米から北米南部。現在は帰化植物として世界の温暖な地域に広く分布する。
日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが日本全国に野生化しており、道端や空き地でもよく見かける。
高さ20 - 30cm、時には50 - 60cmに成長する。茎には柔毛がある。
葉はやや広い披針形(細長くて先の方がとがり、もとの方がやや広い形)で交互ついている。
5月から9月にかけて、茎上部の葉の脇から薄紅色で直径1 - 1.5cmの花をつける。花弁は4枚で紅色の脈があり、中心部は黄緑色である。
熟した果実は、雨に濡れると開き、種子が飛び散る。
アルカスマンションだけでなく近隣でも急激に増えており、マンションの管理員室南側や緑道東側、近隣では南公園の北東テニスコート横椿の下にも多く観られるようになってきた。
※詳しくは Wikipedia ユウゲショウ(夕化粧)にて。
マツヨイグサ(待宵草)
マツヨイグサ(待宵草)
アカバナ科マツヨイグサ属の一年草。
原産地はチリやアルゼンチンといった南米で、嘉永年間(1848年〜1853年)に日本にもたらされ、当初観賞用として植えられていたものが逸出し、昭和30年代に同属のオオマツヨイグサ とともに空き地などに大群落を形成した。しかし近年はこれも同属のメマツヨイグサに押され、姿を見る機会は減った。
オオマツヨイグサと似た環境に自生するので紛らわしいが、オオマツヨイグサに較べ丈が低く、葉が細いことから区別できる。
花色は黄色で、径は約3cm程度である。
私自身小さい頃からこの黄色い花を付けるマツヨイグサやオオマツヨイグサ(別名:宵待ち草)が「月見草」だと教えられてきたのですが、 実は花が白いのが「月見草」系で黄色いのが「待宵草」系でピンクが「夕化粧」系だそうです。
黄色は「月」を連想させ、黄色い花を勝手に月見草だと思っていたのかもしれません。
※詳しくは Wikipedia マツヨイグサ(待宵草)にて。
ホタルブクロ(蛍袋)
ホタルブクロ(蛍袋)
キキョウ科の多年草。初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせる。
開けたやや乾燥した草原や道ばたなどによく見られる草本で、全体に毛が生えている。根出葉は長い柄があり、葉身はハート形。匍匐枝を横に出して増殖する。初夏に花茎を延ばす。高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につける。花は柄があって、うつむいて咲く。暑さには弱い一方、日陰でもよく育つ。
山間部では人里にも出現する野生植物であるが、美しいので山野草として栽培されることも多い。花色には赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多い。
園芸植物として親しまれているカンパニュラ(つりがねそう)は、同属植物で、主に地中海沿岸地方原産の植物を改良したものである。
和名は、子どもが本種の袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来する
アルカス敷地内で見たことはないが、今年(2017.6)初めて南公園の野球場北の出入り口付近に白と赤紫の2種を見かけた。誰かが植えたのかもしれない。
※詳しくは Wikipedia にて。
キキヨウソウ(桔梗草)
キキョウソウ(桔梗草)
北アメリカ・南アメリカに自生するキキョウ科の一年生植物。自生域はカナダからアルゼンチンにおよび、中国、韓国 、オーストラリアに帰化している。
日本では福島県以南に移入分布し、道端や公園の空き地などに群生する。別名はダンダンキキョウ。
花は車形花冠または鐘形花冠で青紫色。放射対称な5弁の花冠を持つ。葉は幅6ミリメートルから25ミリメートルで鈍鋸歯を持つ貝殻型。高さ15から45センチメートルで5月から8月に開花する。小さな蒴果を多く付ける。
近隣では、ヤオコー東道端に見られるようになった。小さくてかわいらしい花。
※詳しくは Wikipedia にて。
ヒナキキヨウソウ(姫桔梗草)
ヒナキキヨウソウ(姫桔梗草)
キキョウ科 キキョウソウ属
高さ40cmほどになる一年草。
別名ヒメダンダンギキョウ (姫段々桔梗)
開花時期 5月、6月、7月、8月
茎は直立して、あまり枝分かれしない。
葉は互生する単葉で、卵形、縁には低い鋸歯がある。
葉の基部は茎を抱きません。
花は葉腋に単生し、径0.5cmほどの星形で紫色ですが、多くが閉鎖花となる。
果実は円筒形の蒴果です。
1931年に横浜で帰化が確認され、関東地方以西に帰化している。