ヤブカンゾウ(藪萱草)・・・緑道
ヤブカンゾウ(藪萱草) 別名 : ワスレグサ(忘れ草)
中国原産 で、本州以南の野原や薮などに群生する。
三倍体のため結実せず、匍匐茎(ほふくけい、ランナー)を出して拡がる。
7〜8月に、茎頂にユリに似た八重咲きで橙赤色の花を開く。
根は黄色、末端は塊状である。
キスゲ亜科の多年草の一種。
ワスレグサ(忘れ草)は、花が一日限りで終わると考えられたため、英語ではDaylily、独語でもTaglilieと呼ばれる。実際には翌日または翌々日に閉花するものも多い。
ムラサキ科のワスレナグサ(忘れな草)とは無関係である。
■食・・・食べてみた!
花の蕾を熱湯で湯がいて天日干ししたものが生薬「金針菜(きんしんさい)」で利尿などに効能があるとされます。花や若葉は食用にできる。特に春に葉を根元から採取し、基部の長さ2~3cmほどの白い部分を生のまま酢味噌をつけても、湯がいてポン酢やマヨオネーズで食べても美味しいということで、早速2本ほど失敬して実食してみました。
歯触りがよく春を感じられる味でした。
アルカスには緑道に2ケ所にある。
※詳しくは Wikipedia にて。
ヤブガラシ(藪枯らし)・・・敷地全体
ブドウ科ヤブガラシ属の一種。
つる植物で、アルカスだけでなく日本ではよく見かける雑草である。
別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばているがこれは、藪を覆って枯らしてしまうほど生育が旺盛で、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味からきている。
真夏になるとブドウのように生い茂り、花を咲かすがあまりきれいとは思わない。
これを見てアルカスが「貧乏」と思われるのも困るが、他の植木を覆い弱らせるので見つけ次第駆除しているが、地中の根茎で拡散していくので駆除が難しくとても追いつかない状況である。せいぜい芽を見たら抜き取る程度しかできていないのが現状である。
※詳しくは Wikipedia にて。
ヒルガオ(昼顔)
ヒルガオ(昼顔)
ヒルガオ科の植物。アサガオ同様朝開花するが昼になっても花がしぼまないことからこの名がある。
つる性の多年草で、地上部は毎年枯れる。春から蔓(つる)が伸び始め、夏にかけて道ばたなどに繁茂する。
夏に薄いピンク色で直径5~6cmの花を咲かせる。花の形は漏斗形。苞葉が萼を包み込むので、帰化植物のセイヨウヒルガオ(西洋昼顔)と区別できる。
アサガオと違って鑑賞用に栽培されることは、殆ど無い。また、結実することはまれであるが、地下茎(真っ白で折れやすい直根)で増え、一度増えると駆除が難しいため、大半は雑草として扱われる。
ヒルガオの近縁植物としてコヒルガオ(小昼顔)がある。
ヒルガオと似ているが、花弁が直径3~4cmとヒルガオより小さいこと、花柄に縮れたひれがあること、葉の形などの差異がある。大抵は雑草として扱われるが、八重咲の園芸種が栽培されることもある。
ヒルガオとコヒルガオの区別はつきにくいが、アルカスマンションだけでなく近隣一帯にはえているのはヒルガオの方ではないかと推察している。
※詳しくは Wikipedia にて。
マルバルコウ(丸葉縷紅)
マルバルコウ(丸葉縷紅)
ヒルガオ科サツマイモ属に分類される一年性植物の一種。初秋に開花する。
和名は、ルコウソウの仲間で葉が丸いことから。マルバルコウソウと表記される場合もある。
つる性植物で、さまざまなものにからまりながら長さ3mほどまで伸びる。
葉は、卵形で先が尖り、基部は心形。
花は赤色で、虫媒花で、初秋に開花する。
北アメリカを原産地とする。南アメリカ、オセアニア、アジア、アフリカに移入分布する。日本では観賞用として嘉衛年間(1848~1854頃)導入
され侵入し、本州(中部以南)・四国・九州に帰化している。少し前までは東京にはなかった。
土壌環境に対する適応性が大きく、畑地、牧草地、道端、荒地などどこにでも生育する。
アルカス付近では少し前まではこの「アサガオに似た雑草」は見られなかったが、今年(2017)は8月終わりになって急にヤオコー東側道路端に最近目立つようになった。綺麗だが駆除が難しく、ヤオコーの横でもあり今後爆発的に増えそうな予感がする。
※詳しくは Wikipedia に外来生物に関しては 国立環境研究所 を参考。